現場へ行くと、何らかの原因で地盤が下がったことで、施設内の排水設備がうまく機能しなくなってしまったという事案が数多くあります。
こちらの施設もその一つです。
排水本管は半分水につかっている状態で・・・
屋外の排水管本線は常に管半分、水につかっている状態。
洗濯や厨房が稼働するとトイレや手洗器でコポコポ音が鳴り、流れなくなります。
排水不良の症状が出る度に処置をしましたが、根本解決には至らず、、、
ポンプアップ槽のご提案
配管替の大規模な工事となると多方面で問題がでてくるので(工事中施設内水回り利用が不可、また地盤が下がる可能性、工期の長さ、費用が高額等)、既設配管を生かしたまま現状を改善できないかと考えて、ポンプアップ槽の設置をご提案致しました。
本線への合流が多く、汚水が停滞するところにポンプ槽を設置。
排水しきれない汚水が一時的にポンプ槽に入り、溜まると、ポンプで20m先の排水管へ強制排水するという仕組みです。
約2週間で作業完了!
工事は2週間程度で終わりました。
ポンプのテスト運転も問題なく、完了です。
今後も点検やメンテナンスで維持管理をしていきます。
完全に詰まる前に、早めの対処がお勧めです!
水廻りのトラブルでお困りでしたら、お気軽にご相談ください。